くすみカラーが綺麗に着られるのは、いくつまで?
若い頃は、誰もが、
オトナぽく見える
暗い色や、
こなれたくすんだ色でも、
とても綺麗に見えていたと思います。
私の場合は、
20代の頃は、雑誌に載っているカッコいいオトナに憧れ、
黒や、シックに見えるブラウンなどを着て、
しっかりした落ち着きのある自分というイメージを演出したかったのですね。
いつもそんな色を着ていました。
そんな暗い色や、くすんだ色を身につけても、その頃は、
それによって肌がくすんで見えたり、
ほうれい線が気になるなど、
そんなことは、全く感じていませんでした。
いつ頃からなのでしょうか。
子育てや、仕事に夢中になっている間は、気がつかない。
やっと自分のための時間を持てるようになってきた頃、
そう、急に!
ある日突然、気づくんです。
「あれ?何か、違う」
以前と同じ色の洋服が、
全く似合っていないことに、
ハッとします。
『年齢を重ねてから、綺麗な色を着ると、派手なオバさんに見える』
自分が幼かった頃は、そんなことを思っていたように記憶しています。
でも、それは、子どもの頃の自分から見た感覚であって、
今の自分が感じていることとは、違います。
では、その派手に見えていた人以外は、どう見えていたかと言うと、、、
多分、目にも入らなかったのです。
それで当たり前に思っていただけで、
派手な人以外は、みんな同じ。
顔の区別もつかないくらいに、です。
全員が全く同じようにしか、見えていなかったと思います。
そこに個性を感じとったり、
勿論美しいな、綺麗だな。とか、
思った記憶もありません。
同じような年齢の人は、
みんな同じような色の洋服を着て、
ほとんど同じような格好で、
確かに派手ではなかったけれど、
思い返すこともできない。
何の特徴も、ない。
良くも悪くもないのです。
その頃には、
パーソナルカラーという考え方が、
まだ、日本には入ってきていませんでした。
(パーソナルカラーが日本に入ってきたのは、1980年代だと言われています)
似合うものを着るという感覚が、
知られていなかった頃の話です。
ですが、それから既に40年以上の
時が過ぎました。
綺麗な色を着る=派手な人
そんな感覚も、
今はもう、
かなり古い昔のものであるように
思います。
それよりも最近では、
『その人に』似合っていて、
その人自身がその人らしく綺麗に見えているか?(美人という意味ではありません)
その価値観の方が、
かなり浸透してきているように
感じています。
昔派手に見えた人は、
その人自身よりも
「色の方が」目立って見えていたせいかもしれません。
例え綺麗な色を着ていたと
しても、
色よりも、
○○ちゃんのお母さんは、
綺麗な人。
そんな風に印象に残れるような
色を選んでいけるといいですよね。
『今の』自分に合う色を
探しに来てくださいね。
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